ピル服用中に血栓症を防止する6つのポイント

2017年8月10日

ピル服用の最大の副作用は血栓症です。

ピルに含まれるエストロゲンが血液凝固・線溶系に影響を与えること、血栓症のリスクはエストロゲンの含有量に比例していることが知られています。

低用量ピルの血栓症リスクは決して高いものではないですが、実際にピルに死に繋がったケースが存在することは事実です。

ここではピル服用中に血栓症を避けるポイントを紹介します。

初期症状を知る

血栓症は「静脈血栓症」と「動脈血栓症」に分けられます。

・静脈血栓症⇒肺塞栓など
・静脈血栓症⇒心筋梗塞や脳卒中

ピルはどちらのリスクも増加しますが、問題になるのは静脈血栓症です。

静脈血栓症の初期症状は手足のしびれや痛みが続きます。

もし違和感を感じて病院へ行く際は、ピル服用中であることを伝えましょう。

ピルの中断再開を繰り返さない

血栓症のリスクは服用開始後1年以内が最も高く、その後徐々に減少し、服用をやめるまで続くと考えられています。

ピルの服用を中断して再開する場合も血栓症リスクが高くなるんですね。

血栓症リスクを高くする要因が複数ある場合、代替薬の検討を勧めます。

40歳からピルを飲み始めない

血栓症のリスクが高まる要因の1つは「加齢」です。

40歳以上のピル服用は慎重な判断が必要とされています(受診先の医師の判断によります)。

※これは40歳以降ピルを継続するかどうか?というお話です。

「ピル服用経験が無い」「30代後半~40代」
この場合、デメリット>メリットと言わざるを得ません。

代替薬の検討

代替案を検討することも重要です(もちろんそれぞれメリット・デメリットがあります)。

第一候補はエストロゲンを含まない黄体ホルモン剤(ミニピル)でしょう。

ノアルテンやミレーナがあります。避妊・治療どちらの目的にも使えます。

これらの一番のデメリットは不正出血です。

「不正出血が止まらない」「数か月に渡って続く」ということがしばしばあります。

PMSの緩和目的なら市販薬や漢方に頼る手もありますね。

例えばプレフェミン(市販薬)に含まれるチェストベリーは有効成分の1つです。

安さにつられてルナベリーを購入したことがあります。成分量(40mg)は同じです。

低用量ピル服用中の方であればピルでいいと思いました。即効性があるものではありません。

血液凝固を防ぐ成分の摂取

血液凝固を防ぐ成分として期待されているのは「ナットウキナーゼ」「DHA・EPA」です。
ナットウキナーゼは納豆に、DHA・EPAは青魚に多く含まれている成分です。

DHA・EPAは不飽和脂肪酸の1つなので、熱に弱く、酸化しやすい。

そのため魚から摂取するには鮮度が非常に重要になってきます。

ただし、市販のサプリメントは医薬品のエパデールSやロトリガと比較すると含有量が随分少ない。

エパデールやロトリガをサプリメント代わりに服用することは、賢い方法かもしれません。

ナットウキナーゼの摂取には小林製薬のナットウキナーゼ&DHA&EPAセットを勧めます。

「ビタミンK2の除去」「安さ(コスパ)」「十分な成分量」

数多くのサプリと比べて、頭1つ抜けている感。

日本ナットウキナーゼ協会推奨商品です(JNKAマーク)。

※「血液サラサラ」という効果については疑問を持ちます。血液凝固を防ぐ、つまり血栓症の予防に期待できるというニュアンスが正しいようです。
参考:擬似科学とされるものの科学性評定サイト

喫煙リスクについて思うこと

最後は少しマインド的な話です。

喫煙者は血栓症のリスクが上がるとよく言われますね。それは事実です。

でも、静脈血栓症のリスクは喫煙の有無とは関係性がないと考えられています。発症数が多いのは静脈血栓症です。

ピル服用中の喫煙リスクはよく聞かされます。

でも「喫煙していないから安全だ」という認識が心のどこかにあれば、改めるべきです。

2017年8月10日ピル

Posted by yk1134